ヒロコレッジさんのアトリエへ

週末ｐｏｋｏさんと行くはずだったヒロコレッジさんのアトリエにおじゃましました。

10月３０日から始まった「ＤＥＳＩＧＮＴＩＤＥ　２０１０」のエクステンション会場のひとつとなっています。
ヒロコさんがデザインする円と直線が5ミリのずらしでプレートに転写されています。
真っ白な有田焼のプレートの上に描かれるそれらの円の連続は
職人さんの手によって、5ミリという正確さは保持されつつも
磁器という焼き物の偶然に支配される面もあり、
ヒロコさんのいう、偶然と必然と「あじ」
写真に対する思いと似てる。

デジタルカメラは何でも有りだし
いくらでも修正がきく。
トイカメラはブレが「あじ」というけれど
それは偶然？狙ったもの？
失敗を「あじ」って言い切っていいの？

江戸小紋の型置きの技など見ていると
1ミリのずれもない
完璧が当たり前
じゃあそれは機械と同じ？
機械でやれば済むこと？

そんな投げかけをしてくれる
展示会でした。



プレートに転写されている原型はこの文様です。

タグ：ヒロコレッジ

コメント 2

行ったのね！行ったのね！
ごく僅かにずらすことで出る「味」というか
「妙」のおもしろい展示だったよね～
商品化するのは違うものになるらしいけれど
私は、この外した感が好きだわ～

そして、あのアトリエの空間も好き(〃▽〃)Love


by poko (2010-11-02 10:51) 

pokoさんコメントありがとうございます。
行きましたよ～！長谷川さんで偶然お会いしたスタッフの方にも、こんにちは！って声掛けられて嬉しかったです(≧∀≦)今回の文様もアラベスクっぽくて、ちょっとのずらしでマヌケな感じになったり、どこまで作為かって問いかけでしたね。また一緒に行きましょう。
by madamM (2010-11-02 22:19)