草履誂えあれこれ～鼻緒編

今日は鼻緒について、少し詳しく書きます。


鼻緒の素材ですが、台と同じ布で作っても統一感がでますが、
リボンやチロリアンテープを使うことも出来ます。

こちらは、紫のグラデーションの２センチ幅ほどのリボンでつくりました。
幅は２～３センチ。長さは４０センチ×２センチほど必要になります。
その際、ウケの部分と表の布は縫いこんでしまいますので（上に乗せる形にはならないそうです）
縫い代分を考慮に入れて柄を考えてください。（ストライプなどはストライプにならない恐れも）

こちらは織り帯の端切れでつくりました。長さが４０×２センチ必要なので帯を横に使うことは出来ませんが。

まだ、台にすげていない鼻緒です。
これはチロリアンテープ。
薔薇柄なのですがちょっとこじんまりしてしまいました。
もっと大胆に描かれている方がインパクトあるかもしれませんね。

手ぬぐいから作った鼻緒。柄がどうでるかわからず、片がわり風になりました。
こちらはおなじもので台も作りました。その台にはシンプルな単色の既成の鼻緒をすげて、
こちらは夏になったら下駄にすげようかと。



実は鼻緒は、お店の既成品のほうが高級感あるかもしれません。
刺繍やラインストーン、ビーズつきなどホントにびっくりします。
長谷川商店さんのほうはエレガント系、合同履物さんのほうが遊び心あるものが得意かな？




全部お誂えにはせずに、上手にお店のものと組み合わせるのもいいのではないでしょうか。


最後に昨日も書きましたが

どちらのお店も一般人を受け入れてくださっていますが、あくまでも問屋さん。
プロの方の出入りがありますので、その合間にやっていただいているという気持ちで。


お誂え、はまりますよ～






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タグ：鼻緒 長谷川商店 合同履物

コメント 2

こんばんは
鼻緒もこんな風にできるんですねぇ
なんか、楽しいですねぇ

by はくちゃん (2011-02-18 23:22) 

はくちゃんさんコメントありがとうございます。
そうなんです。日本人でも鼻緒の仕組みなんて知らない人の方が多いですよね。きっと。
by madamM (2011-02-19 22:29)