浅草からモールへ：あてなるもの～キモノ．コモノ．ブンガク：SSブログ

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浅草からモールへ　[着物] [編集]

　先日川越で購入したはぎれを草履に仕立ててもらうため、長谷川さんへ行くことに。ついでに去年地元の骨董市で夏の終わりに購入した下駄も鼻緒をすげてもらうことにしました。
　浅草は９日１０日とほおずき市。祭りの空気が漂い、長谷川さんもにぎわっていました。まずは下駄の鼻緒探しです。自分で選んだのは、どうも無難なものばかり。どこの履物やさんにでもありそうな感じです。お店の方に相談するとせっかくだから、遊んだ方がいいのでは？とアドバイスを受け結局こうなりました。

黒地に紫がかったピンクで龍の刺繍がほどこしてあります。

すげてもらっているとき、この下駄はめずらしいねえと言われました。骨董市でダンボールの中からよって買った旨を話すと納得されていました。現在は貼りの下駄は表面にうすいシートのような木をはるのだそうです。けれどもこの下駄は５ミリほどの板で貼り合わされています。専門の方とお話しすると色んなことを教えていただいて楽しいです。

草履の方はお願いしてあとは出来上がるのを待つだけです。

折角浅草にきたのだからと浅草寺におまいり。ほおずき市のある２日間のうち１０日にお参りすると、４万６千日お参りしたのと同じご利益があるらしいのですが、今日は９日。１日分のご利益で我慢しました。