食堂かたつむりを観ました [文学]

日曜日「食堂かたつむり」を観ました。

最初に娘が本を読み、私に推薦してくれ、その後夫ちゃんも読んだ家族が共有できる小説でした。
母と娘の確執と生きることと食べることがテーマの小説ですが、
料理のシーンが秀逸なのです。
作者の小川糸さんはこの作品がデビュー作。
今出ている作品は3作ですが、どれも料理が美味しそうです。
描写がうまいというか、読んでて美味しそうなんです。
ですから、映画もかなり気合が入った料理の凝りようなのですが
私も娘も
本で読んだ方が美味しそうだったという感想。
人間のイマジネーションの力は凄いということですね(笑)

描写の深さとか、行間を読むというより
ストーリーで読ませる小説なので
映画はほぼ小説に忠実。
ちょっとグロいところはやんわり過ぎて
(本当はそこが本質だと思うのですが)
綺麗で可愛い作品に仕上がっています。
ところどころ挿入される
メルヘンちっくなうたとコラージュ映像は
昔で言う所のオリーブ少女
今なら森ガール的な映像で
雑貨と料理の好きな女の子のための映画。

ふくろう爺のシーンは泣かないように
構えて待っていましたが
やっぱり泣いちゃいました。

三浦友和さんは歳とって素敵な俳優さんになりましたよね。
夫ちゃんはブラザートムさん演じる熊さんが
好きだなあっていってました。






食堂かたつむり (ポプラ文庫)

食堂かたつむり (ポプラ文庫)

  • 作者: 小川糸
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2010/01/05
  • メディア: 文庫





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